Monthly archives: 1月 2015

気の合う友達が欲しい!そんな時はどこへ行けばいいの?

ご近所という限定された場所の中で、気を許せるような知り合いや友達を見つけようと思うとやはり無理があります。でも子どもさんが小さい間はどうしても行動範囲は限られますから、近くに心置きなく話せるような友達がいないがために、毎日ストレスが発散できずイライラと過ごしている方も少なくありません。外出がままならない子育ての時期こそ、近場で遠慮なく愚痴をこぼせる相手は必要ですよね。その場合、子育てサークルに入ってみるという方法があります。

このような子育てサークルには有料のものから無料のものまで、その内容も様々です。近くの公民館などで開催しているサークルならば、費用もおやつ代程度で気軽に利用できるものが殆どですよ。ただしその際に気をつけた方がいいのは、その子育てサークルの出所です。このようなサークル名は殆どがよくある一般的なものですし、内容についても特に際立って珍しいものはありません。しかし主催をしている団体名が、それとは別に小さく記載されていることがあります。これをよく確認しておきましょう。

この主催者名だけではよく分からない場合は、これをネットで検索した上で元の団体まで辿っておくことが重要です。何故これほど神経質になるかというと、政治色や宗教色の強い団体が子育てサークルを運営していることも決して珍しいことではないからです。好きでそこに入るのであれば一向に構わないのですが、自分が望まない団体に関わりたくないのであれば、事前によく下調べしておくことが大切ですよ。一度関わってしまうと断るのも厄介ですから、お試し期間だからといって簡単に利用してしまわないことが重要です。

これについては、個人のおつきあいであっても決して安心はできません。同様にその人が宗教団体のメンバーであったり、マルチの会員だったりということも考えられるからです。その結果強く勧誘されてうんざりしたなど、後味の悪い思いをしたという話もよく耳にします。子どもがいるとどうしてもおつきあいが先行してしまいがちなために、このように後から分かってビックリという結果にもなってしまうんですね。個人の場合は先に下調べする訳にはいきませんが、このような可能性もあることは、どこか頭の隅に置いておきたいものです。

ただしこのような特定の団体のメンバーであったとしても、その事実がその人の信頼度を傷つけるというものではありません。常識的な人であればあなたの意思を尊重してくれるはずですから、一度断ればそれ以上勧誘するといったこともなく、普通にお付き合いができるはずです。いずれの場合も、気がないのであればはっきりと断る方が誠実だと言えるでしょう。

相手を傷つけるのではないかと心配して、ついズルズルと誘いに乗って相手をその気にさせてしまうのは考えものです。その結果やっぱり断ることになるのならば、最初の段階ではっきりしておいた方がよかったということにもなりますよ。特にこのような団体に所属するメンバーの方は、1人を勧誘することに大きな意義を感じておられることが多々あります。その気持ちを不必要にいじらないことが、結果的にはその人に対する親切に繋がるでしょう。

家庭と外には一線を!家族を巻き込まないご近所づきあい

時々雑誌などを見ると「家族ぐるみのおつきあい」なんていう言葉が目につくことがあります。気の合った人同士が家族ぐるみで食事をしたり旅行へ行ったり、とても楽しそうで充実した生活が目に浮かびますよね。実際にそのようなことを実現している人も周囲にいると、羨ましいなと思う方もいるのではないでしょうか。

しかし奥さんがいくらそれを望んでも、ご主人の性格によってはそのようなことを嫌う方もいます。家族でワイワイやるのが好きな方ならばほっておいてもそうなるでしょうが、そうでない方に無理強いは禁物でしょう。

統計がある訳ではありませんから正確な事は分かりませんが、身内でなく友人やご近所で上手に家族ぐるみのつきあいができている人は、決して大多数ではないはずです。反対に家族ぐるみでつきあった結果、トラブルになったり負担になったりという話を耳にすることがあります。

例えば躾けの緩い子供の言動は、厳しい目の家庭から見れば不快なものですし、一緒に遊ばせるのに不安を感じることもあります。同じように叱れればいいのですが、それも出来なかったり、またそうした時に相手の親が気分を害したりといったこともあります。

躾のことだけでなく、子供のことは何かとトラブルの要因になりますよね。例えばよその子が自分の子を叩いたり怪我をさせたりした場合に、加害者側の親の態度がきっかけで親同士の確執に繋がるというのもよく聞く話です。子供のことになるとどの親でも頭に血が上りますから、よその子供のことについては何かと気を遣いますよね。

また金銭感覚にズレがあっても、一緒に遊んだり楽しんだりする際には何かと障害になるでしょう。お金がないのに相手に合わせて無理を続けていると、そのうち家計にも響いてきます。また気安さ故の心ない発言に傷つき、それが度重なってつきあいを止めることになったという話も聞きます。一対一の関係ならば自分のことだけで済みますが、家族ぐるみだと子供同士は仲が良かったりということもありますので、不快さをこらえてつきあいを続けている方もおられるようです。それも辛いものですよね。

このように、家族ぐるみのつきあいが理想的に続くことはむしろ稀で、なかなか難しいのだということがよく分かります。ママ同士が仲良くなっても、無理に家族ぐるみのつきあいをすることはありませんし、誘われてもさりげなく断る方が無難かもしれません。特にご近所で家族ぐるみでトラブルになった場合、当分は針のむしろになってしまいますよ。

子供同士が仲良くても、お母さん同士は挨拶程度のつきあいしかない場合もよくありますよね。子供が仲良くできても、お母さん同士が仲良くできるとは限りませんし、その必要もありません。家族ぐるみとなると、子供とその兄弟、お母さんとお父さんという複数の組み合わせになりますから、仲良くできるのは極めて稀な話だと思った方がいいでしょう。もしも今そのようなつきあいが出来ているのだとしたら、それはとてもラッキーなことだと言えます。

ご近所同士では、奥さん同士のつきあいを家族ぐるみに発展させることは避けた方が無難でしょう。もしもご主人がそういうことの好きなタイプの方ならば、主導権は完全にご主人に任せて裏方に徹するのが上手くいくコツですよ。

それはヤメて〜!育児センスの違いにどう対処するか?

ベテランママさんからの子育てアドバイスも迷惑ですが、子どもに勝手にお菓子などを食べさせてしまう人も困りものです。悪意はなく全くの親切心からだけに、断るのもひと苦労しますよね。食べる物にはそれぞれの家庭独特のこだわりや考え方がありますし、アレルギーなど健康に関わる問題もありますから、最近はよその家庭の子どもに不用意に食べ物を与えないことが一般的になっています。

しかし高齢の方などは、そのようなことに全く無頓着な方もおられます。アレルギーすら単なるワガママの一種のように誤解している方も少なくありませんから、理解してもらうのはひと苦労ですよね。しかし場合によっては命に関わることだってありますから、よく説明した上で理解してもらわなくてはなりません。

また宗教上の理由で特定のものが食べられない子どもたちもいるでしょう。例えばイスラム教の人は豚肉を食べませんが、お肉だけではなく豚に由来する製品、例えばゼラチンの入ったお菓子なども食べることができないのです。うっかり食べると天国へ行けなくなると信じているのですから、アレルギーのように直接身体に影響が出る訳ではないものの、当人にとっては命に関わる重大事です。これを理解してもらうのは、ひょっとしたらアレルギー以上に困難なことかもしれませんね。

そこまでの問題ではないにしても、添加物に無頓着な人や清潔の概念の異なる方は、ご近所に数多くいると思って間違いありません。これは体験談なのですが、子供を可愛がってくれる近所のお婆ちゃんが、汚い手でお菓子を口に入れてくれるのを見て「それはヤメて〜!」と叫びたくなったという話を聞いたことがあります。こういう時はどのように対処すればいいのでしょうか。やはり抗議するべきでしょうか?それとも黙って我慢しますか?

しかし家庭でいくら食べ物を厳選していても、一歩外に出ればそれを守り続けるのはかなり難しいものです。例えば外食すれば、その調理方法や素材の出所まで追求することはできません。今後大きくなって子供が勝手に買い食いするようになると、親が口出しするにも限界があります。食べるなというと余計に食べたがるという悪影響にもなりかねません。

しかしアレルギーや宗教上の理由で食べられないものは、ご近所の方にも説明して理解してもらうしかありません。これは先に述べた理由からも、命にかかわる重大事だからです。しかしそれ以外で防ぎようがないものについては、ある程度は目を瞑るということもご近所づきあいでは必要かもしれませんよ。

家庭ではお母さんが自分の基準で不潔や清潔、安全や危険を自由に峻別することができますが、外ではそういう訳にもいきません。ご主人は家庭では奥さんの基準に従っていますが、お姑さんの基準はまた違いますよね。ご主人の実家に行けば、ご主人やお子さん、自分自身もお姑さんの基準で我慢するしかないはずです。

このように自分の家族や自分自身ですら、思い通りの基準を押し通すことができるのはほんの一時期に過ぎません。自分だけが正しいと思い込みたい気持ちは、こういうところから少しずつほぐしていく方がいいでしょう。そうしておけばある程度の年齢になったとき、頭の堅いガチガチの女性にならずに済みますよ。

正直迷惑!?自称ベテランママの子育てアドバイスを防ぐには

若いお母さんに最も多いご近所さんについての愚痴は、ひょっとしたらベテランママさんによる上から目線の子育てアドバイスかもしれませんね。これはどなたにでも経験のあることでしょう。そして多分、その迷惑なアドバイスをしているご当人だって、きっと若い頃にそのような迷惑の経験があったに違いありません。

赤ちゃんを連れて外に出ようものなら、「寒いのにもっと着せないとかわいそう」「外に出して日光浴させないと」など年配の女性があれこれ教えてくれるのにうんざり・・・これは世間では実によく見られる光景です。中には普段から口うるさい自分のお姑さんの干渉で悩んでいる方もおられるでしょうから、外に出てまで他人からあれこれ言われてはたまったものではありませんよね。

ベテランママといっても、数十年以上前の子育てが今の時代に通用するはずもありません。ケータイもパソコンもない時代の話が、どれも的外れに聞こえてしまうのは仕方ありませんよね。日光浴も近年は紫外線の害の方が話題になってきて、母子手帳からもカットされるようになったそうです。時代が変われば子育て法も正反対の評価になり得るという1つの例だと言えるでしょう。

ところがこのような昔のお母さんの中には、自信満々で昔の育児方法を勧めてくるので返答に困ってしまいますよね。それだけでなく、昔は大変だった式の昔話や自身の育児の成功例など、自慢話ばかり一方的に聞かされる羽目になり、聞く方としては為になるどころかさっぱり面白くありません。

しかしこのようなアドバイスのシャワーは、若いお母さんにとって避けることのできないものだと言えるでしょう。昔子育てをしたことのある人ならば、若いお母さんには誰だって何か一言は言いたくなるものだからです。敢えてそれを言わない人は、若い人の気持ちも察して言いたくなる気持ちを抑えていると考えて間違いありません。これは賢い選択をしている女性だと言えるでしょう。

このような女性は今後のお手本として見習うことにして、問題は迷惑な育児アドバイスをしてくれる先輩方のことです。黙って聞いていればキリがありませんから、用事などを言訳に立ち去るのが一番いいでしょう。悔しくなって言い負かそうと頑張る方もいますが、敢えて同じ土俵に乗る必要はありません。

24時間フル稼働の若いお母さんにとって、そんな時間の余裕があるのなら昼寝にでも使う方がよっぽど有意義でしょう。悔しい悔しいとイライラするのも時間の無駄ですよ。だって未来のある分、若いお母さんの方が何もせずに勝っているんですから。

でもどうしても悔しいという方は、こちらから質問をして方向転換するという方法があります。誰にでも使える話題としてお薦めなのが故郷の話です。どちらのご出身ですか?から始まって、昔話しに誘導してみましょう。ある程度の年齢の方は、自分の生まれ育った土地の話がとても上手です。気候や風土、珍しい習慣や食べ物のことなど聞いていればとても興味深いですし、人間理解も深まりますよ。

それに自分の昔話をした人には、何故か不思議と以前よりも優しく接してくれるようにもなります。つまり迷惑な人だけでなく、意地悪な人にも有効だということになります。人間関係で困った時には是非一度お試しください。