気になる友達選び!子育て期だからこそ大切にしたい信頼関係

悩みや苦労も多い子育て期にこそ、信頼できる友達は必要ですよね。子供同士もそうですが、お母さん同士の友達だって貴重です。しかし昨今は少子化で子供の数が減っていますから、たまたま近所に同じような遊び友達を見つけるのはそう簡単ではありませんよね。子供の友達としては適当でも、お母さん同士としては今ひとつなんてこともあるでしょう。それでもこのような友達はやはり貴重なものです。

しかしそこで信頼関係をつくるとなると、やはりそう簡単なことではありません。子供が小さい頃は近所の公園などで遊び友達のお母さん同士として仲良くなったとしても、それ以上の関係にはならないのが普通です。家に呼べばもっとつきあいを深めることもできますが、今ひとつ好きになれない相手を自宅に呼ぶのは気が引けますよね。

そんなときには、子育てのサークルを通じて知り合いを増やすのもいい方法です。このようなサークルは月齢や年齢が加入条件になりますから、子供の遊び友達として自然とお母さん同士も仲良くなることができます。また双子や障害のあるお子さんなど、同じ境遇の人が集まる子育てサークルもあります。ここでは共感できる話題も多く、仲のいい友達だけでなく耳寄りな情報も得ることができるでしょう。

ただこのようなサークルは、仲良くなることや情報交換が主な目的ではあるのですが、やはりそこだけのつきあいに終ってしまうことも少なくありません。信頼できる関係になるには、やはりそれ以上の何かが必要になります。そのために特に仲良くなった人同士では、サークル開催時以外にも一緒にお出かけしたり、お互いの自宅を行き来するといったこともあるでしょう。

しかし信頼関係を築くのは、実はそれだけでも十分ではありません。楽しいというだけでは、なかなか信頼関係というところまでは行かないようです。一番手っ取り早いのは、一緒に何かをやり遂げることでしょう。保育園やサークルでも、バザー開催などのために役員を募ることがあります。このようなチャンスに進んで役員になるというのもいい方法ですよ。

保育園やサークルに未加入の人も、お住まいの地域に自治会や管理組合があるでしょう。もしも当番が回って来たら、役員選抜の時期には子育て中で忙しいからといって敬遠することはありません。ちょっとしたことでも一緒に仕事をこなせば、ただ喋っているだけとはまた違う絆が生まれます。

特に自治会などでは年配の方も多く、若い人は重宝されます。若いからと用事を押し付けられることも無い訳ではありませんが、労ってもらったり大事にしてもらうといった役得を味わうこともできますよ。子育ての時期には、子供をお互い預けたりすることも多々ありますが、信頼関係なしにこういうことは出来るものではありません。一緒に役をこなすことで、このような信頼関係を比較的短時間で築くことができるでしょう。

ただし役員さえ引き受ければ、自然に信頼できる友達ができるという訳ではありません。気の張らない友達関係が作れそうな人をまず見つけて、時間をかけて信頼関係を築いていくことが大切です。一緒に役員がやりたいからと、無理に引きずり込んだりはしないようにしてくださいね。信頼関係を築くには、相手の意思を尊重することが何より大切だということを忘れないようにしましょう。