これで安心!困ったママさんとの付き合い方

ご近所では子どもの遊び相手は貴重な存在ですから、そのお母さんまで選り好みしている余裕はありません。でも中には困ったお母さんもいるようです。ただし多少のことはお互い大目に見ることが大切ですよ。学生時代や勤務先の友人とは違って、お母さん同士の知り合いは、出身地も異なれば生活環境も全く違う人が殆どです。中には今までつきあったことのないようなタイプの人もいるかもしれません。

しかしこれらの人に全て敷居を高くガードしてしまうと、子供の遊び友達を作ることも難しくなってしまいます。ご近所の年齢の近い子供は、やはり遊び友達としても貴重な存在ですし、お母さん同士のおしゃべりの発散相手としても、このようなご近所さんは有難いです。多少の性格の偏りがあっても、おつきあいを続けることはできるでしょう。しかしどうしても困るという性質の方も存在します。

でもおつきあいも難しいような人って、一体どのような人なのでしょうか。具体的には私生活に遠慮なく介入してくる人、また電話やメールの密度の高い人です。これらは単独の場合もありますが、両方の性質を兼ね備えている人も少なくありませんから、受ける迷惑も半端ではありません。これからその性質と注意点ついて、順番に見ていきましょう。

まず私生活に遠慮なく介入してくる人。これはすぐに自宅へ上がり込むタイプの人です。そして私生活について話を聞きたがったり、私物を点検したりと情報収集に余念がありません。食事時になっても、ご主人が帰宅しても帰ろうとしないのが特徴です。でもつきあった当初は、好奇心が強いとか人なつこい人という程度にしか感じない場合もありますので要注意ですよ。

このようなタイプの人は、まず簡単に自宅へ上げないこと、誘われても相手の家へも行かないことが肝心です。もし上げてしまっても、何か変だと思ったら次回からははっきりと断ることが大切です。こういう人はこちらが迷惑していることには全く無頓着なので、上げてしまったら終わりです。またこのタイプの人は自分の私生活についてもよく話しますが、これは嘘や脚色も多いので信じ込まないようにしましょう。

次に電話やメールの密度の高い人です。回数だけでなく、一回の分量が多いこともポイントです。長電話、長文メールの人にも気をつけましょう。友達になった直後は情報のやり取りは楽しいものですが、小さい子供のいる人ならば、そうそう電話やメールにかかっていられないというのが普通です。つまりこの手の人は、常識から外れた生活をしているということも想像できますよね。ひょっとしたら家事や育児は放置しているような方かもしれません。

メールも来た回数だけ返信することはありません。ちょっと変だなと思ったら、早い時点で無視を決め込むことも大切です。このような人はあなた以外の人にも盛んに接触していて、相手にしてくれる人をいつも探しています。早い目に「私は相手にしませんよ」という意思表示をしておくことが重要だと言えます。

そしてそれ以前に、つきあいを特定の人だけに固定しないことも大切ですよ。このような問題のある人と親密になると、普通の友達が避けるようになってしまいます。そうするとますますこの人と親密にならざるを得なくなってきますし、また恐ろしいことに問題点も見えなくなってきます。お母さん同士のつきあいは、偏らずバランスよくすることを心がけていれば、自然とこのような問題のあるママさんとも距離がとれるようになるでしょう。