気の合う友達が欲しい!そんな時はどこへ行けばいいの?

ご近所という限定された場所の中で、気を許せるような知り合いや友達を見つけようと思うとやはり無理があります。でも子どもさんが小さい間はどうしても行動範囲は限られますから、近くに心置きなく話せるような友達がいないがために、毎日ストレスが発散できずイライラと過ごしている方も少なくありません。外出がままならない子育ての時期こそ、近場で遠慮なく愚痴をこぼせる相手は必要ですよね。その場合、子育てサークルに入ってみるという方法があります。

このような子育てサークルには有料のものから無料のものまで、その内容も様々です。近くの公民館などで開催しているサークルならば、費用もおやつ代程度で気軽に利用できるものが殆どですよ。ただしその際に気をつけた方がいいのは、その子育てサークルの出所です。このようなサークル名は殆どがよくある一般的なものですし、内容についても特に際立って珍しいものはありません。しかし主催をしている団体名が、それとは別に小さく記載されていることがあります。これをよく確認しておきましょう。

この主催者名だけではよく分からない場合は、これをネットで検索した上で元の団体まで辿っておくことが重要です。何故これほど神経質になるかというと、政治色や宗教色の強い団体が子育てサークルを運営していることも決して珍しいことではないからです。好きでそこに入るのであれば一向に構わないのですが、自分が望まない団体に関わりたくないのであれば、事前によく下調べしておくことが大切ですよ。一度関わってしまうと断るのも厄介ですから、お試し期間だからといって簡単に利用してしまわないことが重要です。

これについては、個人のおつきあいであっても決して安心はできません。同様にその人が宗教団体のメンバーであったり、マルチの会員だったりということも考えられるからです。その結果強く勧誘されてうんざりしたなど、後味の悪い思いをしたという話もよく耳にします。子どもがいるとどうしてもおつきあいが先行してしまいがちなために、このように後から分かってビックリという結果にもなってしまうんですね。個人の場合は先に下調べする訳にはいきませんが、このような可能性もあることは、どこか頭の隅に置いておきたいものです。

ただしこのような特定の団体のメンバーであったとしても、その事実がその人の信頼度を傷つけるというものではありません。常識的な人であればあなたの意思を尊重してくれるはずですから、一度断ればそれ以上勧誘するといったこともなく、普通にお付き合いができるはずです。いずれの場合も、気がないのであればはっきりと断る方が誠実だと言えるでしょう。

相手を傷つけるのではないかと心配して、ついズルズルと誘いに乗って相手をその気にさせてしまうのは考えものです。その結果やっぱり断ることになるのならば、最初の段階ではっきりしておいた方がよかったということにもなりますよ。特にこのような団体に所属するメンバーの方は、1人を勧誘することに大きな意義を感じておられることが多々あります。その気持ちを不必要にいじらないことが、結果的にはその人に対する親切に繋がるでしょう。