正直迷惑!?自称ベテランママの子育てアドバイスを防ぐには

若いお母さんに最も多いご近所さんについての愚痴は、ひょっとしたらベテランママさんによる上から目線の子育てアドバイスかもしれませんね。これはどなたにでも経験のあることでしょう。そして多分、その迷惑なアドバイスをしているご当人だって、きっと若い頃にそのような迷惑の経験があったに違いありません。

赤ちゃんを連れて外に出ようものなら、「寒いのにもっと着せないとかわいそう」「外に出して日光浴させないと」など年配の女性があれこれ教えてくれるのにうんざり・・・これは世間では実によく見られる光景です。中には普段から口うるさい自分のお姑さんの干渉で悩んでいる方もおられるでしょうから、外に出てまで他人からあれこれ言われてはたまったものではありませんよね。

ベテランママといっても、数十年以上前の子育てが今の時代に通用するはずもありません。ケータイもパソコンもない時代の話が、どれも的外れに聞こえてしまうのは仕方ありませんよね。日光浴も近年は紫外線の害の方が話題になってきて、母子手帳からもカットされるようになったそうです。時代が変われば子育て法も正反対の評価になり得るという1つの例だと言えるでしょう。

ところがこのような昔のお母さんの中には、自信満々で昔の育児方法を勧めてくるので返答に困ってしまいますよね。それだけでなく、昔は大変だった式の昔話や自身の育児の成功例など、自慢話ばかり一方的に聞かされる羽目になり、聞く方としては為になるどころかさっぱり面白くありません。

しかしこのようなアドバイスのシャワーは、若いお母さんにとって避けることのできないものだと言えるでしょう。昔子育てをしたことのある人ならば、若いお母さんには誰だって何か一言は言いたくなるものだからです。敢えてそれを言わない人は、若い人の気持ちも察して言いたくなる気持ちを抑えていると考えて間違いありません。これは賢い選択をしている女性だと言えるでしょう。

このような女性は今後のお手本として見習うことにして、問題は迷惑な育児アドバイスをしてくれる先輩方のことです。黙って聞いていればキリがありませんから、用事などを言訳に立ち去るのが一番いいでしょう。悔しくなって言い負かそうと頑張る方もいますが、敢えて同じ土俵に乗る必要はありません。

24時間フル稼働の若いお母さんにとって、そんな時間の余裕があるのなら昼寝にでも使う方がよっぽど有意義でしょう。悔しい悔しいとイライラするのも時間の無駄ですよ。だって未来のある分、若いお母さんの方が何もせずに勝っているんですから。

でもどうしても悔しいという方は、こちらから質問をして方向転換するという方法があります。誰にでも使える話題としてお薦めなのが故郷の話です。どちらのご出身ですか?から始まって、昔話しに誘導してみましょう。ある程度の年齢の方は、自分の生まれ育った土地の話がとても上手です。気候や風土、珍しい習慣や食べ物のことなど聞いていればとても興味深いですし、人間理解も深まりますよ。

それに自分の昔話をした人には、何故か不思議と以前よりも優しく接してくれるようにもなります。つまり迷惑な人だけでなく、意地悪な人にも有効だということになります。人間関係で困った時には是非一度お試しください。