貸し借りに注意!基本的にあげたくないものは借りない・貸さない

ご近所だけに気軽に物を貸し借りできる関係はとても好ましいものなのですが、相手によってはトラブルの原因になることもあります。それがどんな些細なものであっても神経質にきちんと返す人もいる一方で、貸したものをなかなか返そうとしない人もいます。こんな人にうっかり大切なものを貸してしまったりすると、返してもらえなくてやきもきする羽目になってしまいますよ。

特に同年輩のご近所さんで、お互いの自宅を行き来するような親しい間柄になると、自宅内で目についたものを「貸して!」と言われたりすることもあります。やはりいくら親しい間柄でも、自宅に上がってもらった時に、アクセサリーなど高価なものをそこいらへんに出しっ放しにしておくのはよくありません。身につけている間はいいのですが、放置してあると、使わないんなら貸してくれてもいいだろうという言い分に繋がってしまいます。

うっかり指輪を見せてしまったら、気に入ったらしく指にはめたままなかなか戻してもらえなくてドキドキしたという話を聞いたことがあります。このように高価なものを簡単に貸してほしがる人には、いくら心が動いても基本的にお断りするのが正解です。ここで余裕のあるフリや気前のいいフリは禁物ですよ。後々嫌な思いをすることを考えれば、どう思われようがここできっぱりと断っておく方がずっと気が楽です。

たとえ相手が貸し借りにルーズな人ではない場合でも、本や傘は貸すと返ってこないと一般に言われているのをご存知ですか?つまり貸したものによっては、相手がどんな人であっても戻ってこないと思った方がいいものもあるんです。大切にしている物ならば、たとえ廉価なものであっても断った方がいいでしょう。

実はお金も貸さない方がいいもののひとつです。しかしお金にルーズな人がご近所にいると、貸してくれと言われて断れない場合もあるようです。そのような人は口もうまく、数千円単位程度の少額のお金を、すぐに返すからといった口約束で借りてなかなか返してくれません。特にママ友同士の間でこのようなことを繰り返す人がいて、仲間内で問題になることもあります。一度貸してしまうと二度三度と繰り返すようになるので、やはり最初の段階で断るのが一番ですね。

つい貸してしまった場合も、まずこのようなお金は戻ってこないと覚悟しておかなくてはなりません。もしも取り戻すとなると相手と対決する必要がありますから、通常はそこまでする気力もなく泣き寝入りする方が殆どです。もしも最初の時点で断り切れなくってやむなく貸すことになった場合も、気前よくアッサリと貸してしまうのは問題ですよ。数千円程度で借用書まで取り交わすことはないと思われるかもしれませんが、それくらいのけじめはお互いの為にも必要です。

その人の目の前で手帳等に金額と日時、約束した返済期日をお互い確認の上、きちんと記録しておきましょう。これだけでも相手にとってはかなりのプレッシャーになります。このような人は手軽に借りたい一心なので、このような面倒な手続きをされるのならば次回からはあなたに頼まないでしょう。お金の貸し借りはズルズル続くと貸す側の負担も深刻となり、それが原因で大きなトラブルに発展する可能性もあります。食事代程度のお金であっても、気軽に貸さない態度が大切ですね。

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