子育てサークルとは

育児サークルは、乳幼児とその親を対象に運営・開催されている活動のことを言います。昔は子どもの数も多く、友達づくりも近所で自然にできたものですが、最近ではそういうことも難しくなりました。また地域全体で子育てをしていた時代から、今は主に母親のみに負担や責任がかかるようになったため、その重圧から子育ての悩みを持つお母さん方が増えています。

誰も訪れない自宅で一日中乳幼児と顔を付き合わせていると、楽しいはずの子育ても苦行になりかねません。これではいけないと思いながら悶々としているお母さん達の中には、幼児虐待などの暗いニュースを見るにつけ、いずれ自分もそうなるのではという不安を抱く方も多かったのです。子どもの友達づくりの場や、子育ての悩みを共有できるような場としてのサークルは、このようなお母さん達の切実な思いから自然発生したと言えます。

このようなサークルは、子育て中の個人やグループが自主的に立ち上げ、運営しているものが一般的です。会費もおやつ代や会場費などを実費で取るところや、バザーなどで運営費を賄っているところもあります。また自治体の助成費などを利用しているところもあり、その形は様々です。開催場所も公営の会館や民間の施設、また会員の自宅などこちらも色々ですので、近場で自分に合ったものを選ぶことができます。

昨今の育児事情を反映して、自治体も子育てサークルの育成に乗り出しています。結成から運営まで相談にのってくれますので、自分がサークルを立ち上げるということも実現可能です。また既に子育てサークルのネットワークとしてNPOを立ち上げている地域では、運営相談だけでなくサークル同士の交流もさかんに行われています。

親子で参加できる活動としては、このような育児サークルでなく他にも色々なものを見つけることができます。たとえば民間の業者が取り扱っている幼児英語教室なども、このような育児サークルの機能を果たしていると言えるでしょう。ただし民間の教室になると、教材費など含めかなりの月謝をとられますので、やはりお金に余裕のある家庭向きです。

また地元の公民館などで開催されている親子の体操教室や工作教室なども、育児サークルのひとつに含めることができます。このような教室は無料のところも多く、知り合いなど居なくても気軽に参加しやすいのが特徴です。このような種々雑多な育児サークルに入る際に気をつけておきたいのが、その運営主体のことです。地元で開催されている幼児向け教室にの中には、宗教団体や政治団体の末端組織が運営しているものもあるからです。

このようなサークルでは事前にそこまで明確な説明がある訳ではないので、何も知らずに加入してしまう方も少なくありません。うっかりするのは仕方がないのですが、よく調べてみればパンフレットなどに小さい文字で運営団体名が書いてあります。これを元に調べれば、その元の団体や関連団体までがすっかり明らかになります。

主催する団体が気に入らなくても、そのサークル自体が気に入っているのならばそれでもいいのかもしれませんが、やはり時間が経てばお母さんへの勧誘などもあるようです。不愉快になればすぐに止めることができますが、会員名簿も提出することですし、なるだけ事前に知っておく方が無難でしょう。

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