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自宅への訪問は気をつけて!おつきあいの自己管理を始めましょう

少し親しくなってくるとお互いの自宅へ行き来するようになることは、ご近所ではそう珍しいことではありません。同じ年頃のお子さんがいる同士なら尚更ですよね。特にそれが小さな赤ちゃんであれば、その遊び場はどうしても自宅中心になりますから、家に招かれたり招いたりすることはより自然なことでしょう。でもこれが案外トラブルの発端になったりもします。自宅の私生活に関することを他所で言いふらされたり、生活レベルが自分より上だと分かれば、やっかみやねたみの原因にもなりかねません。

家が近くて同じくらいの子どもがいることが分かると、初対面でもすぐに家に遊びに来たがるお母さんもいますが、あまりに遠慮のない人は警戒した方が無難ですよ。お互いの私生活を知ることのリスクを了解している人であれば、その私生活の場である自宅へ招いたり招かれたりというまでになるには、ある程度の時間をかけるのが普通だからです。

このような遠慮のないタイプの人には、他人の私生活に必要以上に興味のある人や、噂話の好きな人が多いのが特徴です。またそうでなくても他所の家に上がり込むのが大好きな人で、食事時になってもなかなか帰ってくれなくて困るという相談もよく耳にします。でも近くに友達がいなくて寂しい思いをしているときには、こんなずうずうしさであってもある種の魅力に見える場合もあるので要注意ですよ。

いずれにしても、小さなお子さんを中心に生活リズムを保つのに必死の若いお母さんにとっては、このような来客は実に困りものですよね。しかし子どもが遊びたがってるからと、そんな自分の気持ちを抑え込んでしまうのは危険です。お母さんが何となく嫌だなと感じたら、子どもだっていいはずがありません。ここは正直になるのが正解ですよ。来訪が迷惑だなと思ったら、今日は予定があるからと言ってはっきりと断りましょう。

人によって態度を変えるのも難しいですから、自分のおつきあいルールを決めてしまうのもひとつの方法ですよ。例えば知り合ってから一定の期間内には家に呼ばない・行かないようにするなど、簡単に守れる自分ルールを作ってはいかがでしょうか。そのためには手帳に誰と遊んだか、どこで遊んだかなどを簡単に記録しておくことも大切になります。このような記録は、後で見ても意外と役立つこともあってお勧めですよ。慣れて来たら気になったことも書き加えていきましょう。

ご近所づきあいは何となく流れに任せている方が殆どですが、実は自己管理が可能な分野です。自分で管理することでトラブルの芽にも早い段階で気づくことができ、それを事前に防ぐことができるんですよ。特に気の合う仲の良い友達のことは別として、それ以外のご近所づきあいは無難にバランスよくこなすことが大切です。接近しすぎていれば距離をあけるなど、その都度自分で調整をする習慣を身につけましょう。お子さんとの大切な時間を無駄にされないためにも、このおつきあいの自己管理をぜひ試してみてください。

貸し借りに注意!基本的にあげたくないものは借りない・貸さない

ご近所だけに気軽に物を貸し借りできる関係はとても好ましいものなのですが、相手によってはトラブルの原因になることもあります。それがどんな些細なものであっても神経質にきちんと返す人もいる一方で、貸したものをなかなか返そうとしない人もいます。こんな人にうっかり大切なものを貸してしまったりすると、返してもらえなくてやきもきする羽目になってしまいますよ。

特に同年輩のご近所さんで、お互いの自宅を行き来するような親しい間柄になると、自宅内で目についたものを「貸して!」と言われたりすることもあります。やはりいくら親しい間柄でも、自宅に上がってもらった時に、アクセサリーなど高価なものをそこいらへんに出しっ放しにしておくのはよくありません。身につけている間はいいのですが、放置してあると、使わないんなら貸してくれてもいいだろうという言い分に繋がってしまいます。

うっかり指輪を見せてしまったら、気に入ったらしく指にはめたままなかなか戻してもらえなくてドキドキしたという話を聞いたことがあります。このように高価なものを簡単に貸してほしがる人には、いくら心が動いても基本的にお断りするのが正解です。ここで余裕のあるフリや気前のいいフリは禁物ですよ。後々嫌な思いをすることを考えれば、どう思われようがここできっぱりと断っておく方がずっと気が楽です。

たとえ相手が貸し借りにルーズな人ではない場合でも、本や傘は貸すと返ってこないと一般に言われているのをご存知ですか?つまり貸したものによっては、相手がどんな人であっても戻ってこないと思った方がいいものもあるんです。大切にしている物ならば、たとえ廉価なものであっても断った方がいいでしょう。

実はお金も貸さない方がいいもののひとつです。しかしお金にルーズな人がご近所にいると、貸してくれと言われて断れない場合もあるようです。そのような人は口もうまく、数千円単位程度の少額のお金を、すぐに返すからといった口約束で借りてなかなか返してくれません。特にママ友同士の間でこのようなことを繰り返す人がいて、仲間内で問題になることもあります。一度貸してしまうと二度三度と繰り返すようになるので、やはり最初の段階で断るのが一番ですね。

つい貸してしまった場合も、まずこのようなお金は戻ってこないと覚悟しておかなくてはなりません。もしも取り戻すとなると相手と対決する必要がありますから、通常はそこまでする気力もなく泣き寝入りする方が殆どです。もしも最初の時点で断り切れなくってやむなく貸すことになった場合も、気前よくアッサリと貸してしまうのは問題ですよ。数千円程度で借用書まで取り交わすことはないと思われるかもしれませんが、それくらいのけじめはお互いの為にも必要です。

その人の目の前で手帳等に金額と日時、約束した返済期日をお互い確認の上、きちんと記録しておきましょう。これだけでも相手にとってはかなりのプレッシャーになります。このような人は手軽に借りたい一心なので、このような面倒な手続きをされるのならば次回からはあなたに頼まないでしょう。お金の貸し借りはズルズル続くと貸す側の負担も深刻となり、それが原因で大きなトラブルに発展する可能性もあります。食事代程度のお金であっても、気軽に貸さない態度が大切ですね。

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品物のやり取りには気をつけて!プレゼントは相手と物を選ぼう

ちょっとしたプレゼントは、相手の気持ちを和ませたり好意を表すにはとてもいい方法ですよね。しかし喜んでもらおうと思ったのに、案外そうでもなかったなんて経験をしたことのある方もおられるのではないでしょうか?贈り物は何でもあげればいいというものではありません。物のやり取りには、実は絶妙なバランス感覚が要求されます。

例えば何かしてもらった時や何かを貰った時に、間髪おかず品物でお返しをしてくる人がいますよね。してもらったんだから返さなきゃということなのでしょうが、こちらとしてはなんだか興ざめな気分になったりもします。見返りを求めず純粋な好意でやったことなのにと、なんとなく残念な気持ちになった方もいるかもしれません。

しかしそれも受け取り方次第です。反対にそれを律儀だと高く評価する人だっているでしょう。人によって、贈り物や好意に対する反応もこのように様々です。それを知らずにいると、予想外の反応に驚くこともあるかもしれません。そこでそれぞれ異なる反応を探るには、やはり実地にあたるのが一番だということになります。どこかへ行った際にお土産を買って来て、それを配って贈り物に対する反応をテストしておくというのはいかがでしょうか。

お土産物売り場を覗くと、数百円程度のリーズナブルなものでそこそこ見栄えのいいものが結構多く出回っています。以前はお菓子の大箱をバラして配ったりしたものですが、最近はこのようなミニサイズの製品も出ていますので、会社や近所で配るにはピッタリでしょう。

今回に限らず、ご近所ではあまり高価な贈り物は適当ではありません。特に若い方からのプレゼントがあまり高価だと、年配の方は何だか無理をさせたようで気になるものです。またママ同士の友達でも、全員に配るのならば数百円程度で十分でしょう。このくらいの値段のものならば、相手も基本的に気軽に受け取ってくれますから、このような「テスト」にもうってつけですね。

さて実際にやってみると、どんな反応が返ってくるでしょうか?余り嬉しそうではなかった人、後日会ってもこれについて触れなかった人、とても喜んでくれた人、すぐにお返しをしてきた人、しばらく経ってから何気なくお返しをしてくれた人など、様々な反応が見られるはずです。それによってその人の人となりも伺えて、なかなか興味深い結果が得られるのではないでしょうか。もしもあなたが貰った立場だったとしたら、どの反応をするのがいいでしょう?

ひょっとしたら次回からお土産を渡すのには、この人は除外した方がいいかなと思えるような人も見つかったかもしれませんね。気楽に貰えてほんわかと嬉しいものって、タイミングもあってなかなか難しいものです。自分が気に入ったものならば、必ず誰もが喜んでくれるという訳にもいきません。少額の贈り物でも気持ちの上で負担に感じたり、その逆に値段が安いと馬鹿にされたように感じる人だっています。

でも何かをプレゼントする時は、どんなものでも相手のことを思い浮かべながら品物を選ぶ時間があったはず。品物に込められた思いを、素直に受け取れるようになりたいものです。またそのような思いを届ける手段として、贈り物を上手に使いこなせるようになりたいものですね。

いい人過ぎても危ない?第一印象が良い人には要注意!

人の第一印象は大切だと言われていますよね。でも第一印象が悪くても、それだけでその人を避けるという訳にもいかないのが普通です。そこでなんとなく嫌な感じがするけど気のせいかなと思いつつ付き合っていたら、やっぱり最初の勘が正しかったなんてことも多々ありますよね。しかし第一印象が良すぎる場合にも問題なことがあるんですよ。

これは正確には、第一印象を誤魔化されるといった方がいいかもしれません。つまり初対面から自己アピールが強烈で、一方的にダーっと喋りまくるような人がこのタイプです。喋る内容も面白くて人を惹き付け飽きさせません。またとても親切で気前もよくあれこれ世話もしてくれますので、楽しくていい人だなぁと思って喜んでおつきあいを深めていると、後で困ったことになったりします。例えば遊びや買物にしょっちゅう誘われてつきあいきれないとか、話が一方的で聞いていて疲れるとか、少しずつボロが出るように不満が出てくるのです。

きっとこういう人は、他人をとても必要としているからこそ初対面から熱心に自分を売り込むのでしょう。必要とされるということは、こちらの意図とは関係なく利用されてしまう可能性を意味しています。しかも自分を熱心に売り込まないといけないということは、現実の姿がその反対だからかもしれません。つまりこういうタイプの人とつきあうと、時間が経てば経つほど困ったことも増えてくることになります。

しかしその頃には相手のペースにすっかり巻き込まれていますから、不快感を自分で誤魔化しながら、ズルズルとおつきあいを続ける羽目になってしまいます。ご近所にこういう人がいたら要注意ですよ。念の為にそれとなく距離を置いて様子を見るようにしましょう。新しい人間関係を作ろうという時には、どうしてもこのような引っ張ってくれる人に頼りたくなってしまいがちですが、他人任せにしていると知らない間に力関係の中に巻き込まれてしまうこともあります。

というのも、このような人はその人を中心にグループを作っていることも多いからです。一度そうなってしまうとなかなか抜け出すことができませんから、最初の間は特に用心するに越したことはありません。知り合いや友達が欲しい気持ちは理解できますが、やはり家族の方が大切だという事にはどなたも異論はないはず。一家のお母さんが友達に振り回されると、家族だって多大な迷惑を被りますよ。

このような人とつきあったために、家事の時間をとられてしまい、家の中が片付かなくなったり食事の手を抜いてしまうようになったという体験談も耳にします。また精神的に不安定になったり落ち込んだりすれば、お子さんやご主人もどれだけ不安になるかわかりません。

そんなことになるくらいならば、友達なんて居なくても家族との時間を大切に過ごす方がずっといいですよね。ご近所や友達は大切ですが、どちらを選ぶかという時には家族を選ぶべきです。ご近所の人間関係が不適切だと思われたら、そこでのおつきあいはスッパリと諦める潔さも必要かもしれません。

とにかく最初の時点で相手側のペースに巻き込まれないよう、意識して自衛することが大切です。人恋しさもあって構ってもらえるとつい嬉しくなってしまいますが、用心して距離を保つようにしましょう。相手の意思を尊重する人であれば、決してこちらのペースを無視して距離を詰めてくるようなことはしません。相手の言動に強引さを感じたら、誘いを断ったり話に乗らないという形で、少しずつ意思表示をしておくことがポイントです。

寄りかからない関係って?頼りたい・頼られたい人は気をつけて!

頼ったり頼られたり、バランスの良い人間関係は持ちつ持たれつが基本ですよね。でもそんな関係もバランスが崩れると厄介なものです。お願いされるばかりでは顔で笑っていても内心は「えー、またぁ?」と思ってしまいますよね。それでも何となく断れないのは、相手の強引さも一因でしょうが、人に悪く思われたくないという気持ちが働いているのも事実です。

このように誰にでもよく思われたいという気持ちは、実は近所の気の置けないおつきあいには大きな障害になりかねないところがあります。人に嫌われたくないという気持ちは、誰とでもバランスよくつきあう為の条件のようにも思われますが、事実はその反対なんですよ。人とバランスよくつきあう為には、そのような感情に左右されるのではなく、自分の意思による調整が何よりも大切なんです。

人にものをお願いされたり頼られたりすることは、決して悪い気分ではありませんよね。でもその気持ちが強い人は、ちょっと気をつけた方がいいかもしれません。このような人は人から何かを頼まれると決して断りませんから、親切な人だと評判になったりもしますが、その内心はというと、更なる評価を求めてとても不安定だったりします。

またその気持ちは表に出さないものの、非常に恩着せがましい気持ちになっていることも少なくありません。このような人は、表面上は人に頼られているのですが、感情的には「もっと評価してほしい」と相手に寄りかかっていると考えられるのです。

またその反対に、人にお願いばかりしている人もいます。このような人は、何もできず人に頼ってばかりと思われがちですが、実際には人を使うことで自分の威力を試そうとしているのかもしれません。このような人も、やはり人の気持ちに寄りかかって生きている人だと言えるでしょう。いずれの場合も、このような気分でいることは、子供のお母さん同士やご近所の気楽なつきあいにとっては決していいことではないのです。

普段から何事も自分でこなして人には頼らない習慣の人も、子供がいるとそうは行きませんよね。ご近所にちょっとお願いしたいということは、子供がいるとしょっちゅう起きるものです。たとえば急な用事では子供を連れていけないということもありますから、そんな時に少し預かってもらえたら安心ですよね。また幼稚園の送り迎えができないということもあるでしょう。そういう時にこそ助かるのがご近所さんなんです。

でもそんなふうに安心して気楽にものを頼めるのも、お互い無理をせずに頼ったり頼られたりできるという基礎があるからこそです。用事がなければ喜んで引き受けるけど、都合の悪い時には無理をしないという気楽な知り合いがご近所に数人いれば、何かあっても決して困ることはありません。子育て中のお母さんにとって、一番有難いのはさりげなく助けてくれる身近な人です。そして自分もまた、そのような気軽にお手伝いを頼めるような存在になれば、とても住みやすい地域になるはずです。

ある日突然自分が加害者に!?これだけは気をつけたい3つのこと

近所迷惑というと、自分が被害者になることを先ず思い浮かべてしまいがちですが、実は自分が加害者側になってしまうことだってあります。自分は普段から気をつけているから大丈夫と思っていても、迷惑は相手のあるものですから、自分の基準だけで判断する訳にはいきません。自分ではこの程度ならば問題がないと思っていても、相手にとっては我慢ならない迷惑かもしれないのです。

そこである日突然近所の人がやってきて、迷惑を訴えられるかもしれません。また集合住宅などでは、直接ではなく管理人や管理組合を通じてお知らせがあったりします。しかし全く身に覚えがないとショックを受ける方もいるでしょう。迷惑というのは主観的なものですから、同じことでも人によっては全く感じ方が違うのです。

小さいお子さんのいるご家庭では、普段から家の中がバタバタとしているのが日常ですから、近所で多少の物音があっても全く気にならないのが普通でしょう。しかしご近所には様々な環境の方が住んでいます。老夫婦で静かに暮らしている方や、夜勤で昼間寝ている方もいますから、ちょっとした物音に過敏に反応されてしまうことだってあるんです。十分気を使っているのに注意されてしまったと項垂れているお母さんの話を聞いたことがありますが、これも相手の感じ方次第なんですね。

このように物音ひとつとっても、自分の家基準ではなく、それ以外の人の環境を考える習慣をつけることは、ご近所づきあいにはとても大切です。自分では不快ではないから相手も不快ではないと思い込んでいると、いざ苦情が来た時にすぐ受け止めることができず、その場で取り乱したり怒ったりして話がこじれるきっかけになったりもします。逆にそういう可能性もあるだろうと思っていれば、落ち着いてすぐに謝ることができますから、その時点で万事解決するかもしれませんよ。この差はとても大きいと言えるでしょう。

それと同時に、やはり小さな子どもさんがいる限りは、ある程度は自主的に騒音対策を講じておくことも大切です。階下への子どもの足音は、クッションフロアやマットを敷くだけでも随分違います。また昼間の声はいいにしても、夜間遅くまで子どもが騒いでるというのは問題ですよ。最近は宵っ張りのお子さんも増えていますが、例えお休みの日であっても真夜中近くに小さな子どもの声がしたりすると、心配も含めて非常に気になるものです。このように同じ物音であっても、時間帯によっては苦情の対象になるので気をつけてください。

ところで同じことでも気分がいい時と悪い時では、また感じ方が変わってくるから不思議ですよね。同じ騒音についても、楽しい気分の時にはそれに気づくことすらありませんが、落ち込んでいる時には同じ物音に妙に気が立ったりするものです。

他人のその日の気分まで左右することはできないにしても、日頃近所で顔を合わせた時に愛想良く挨拶したり、うるさくないかと気遣ったりすることで、相手の気分は随分と和むものではないでしょうか。今日明日でも文句を言いに行こうと思っていたことが、これでナシになる可能性だってあるかもしれません。近所迷惑の対策には、日頃のコミュニケーションがとても大切だということも覚えておいてくださいね。

こんなことがきっかけに!?ビックリ!ご近所トラブルの実例

ご近所ではほんの些細なことがきっかけで、深刻なトラブルになることもあります。近所迷惑として誰でも真っ先に思いつくのが「音」でしょう。随分以前の話ですが、集合住宅でピアノの練習の音が原因で事件に発展したという実例もありました。音の原因にはこのような楽器だけでなく、毎日の生活音が原因になることも多いんです。

例えば足音、食器を洗う音、話し声、ペットの鳴き声、家具を移動する音、ドアの開け閉め、換気扇の音など、生活にまつわる音はいくらでも上げることができます。特に小さなお子さんのいる家庭では、子どもの泣き声や足音は気になるところですよね。また何の音か分からないけどうるさいという苦情もあります。発生源が分からないだけになお一層不快になるようで、音に関わる悩みは尽きません。

また壁の薄い住宅では、やテレビやラジオの音だけでなくスイッチの音まで聞こえてきますから、気にするとキリが無いというのも事実です。また最近は住宅地で建物が密集していることも多いですので、集合住宅だけでなく一戸建ての家でも生活音にまつわる苦情はとても多くなっているのが特徴です。一戸建てなら大丈夫と、夜遅くまで大声で盛り上がっていると誰かが迷惑しているかもしれませんよ。

また「匂い」も意外と苦情の多いものです。匂いが出るものといえば、生ゴミ、ペット、調理の湯気や煙、また最近では柔軟剤や芳香剤の匂いについての苦情を訴える方もいます。柔軟剤は最近香りの濃いものが人気ですが、洗濯物を干す際にベランダ伝いに強い匂いが漂って来て気分が悪くなる方もいるようです。調理の匂いなど普段意識することもありませんが、換気扇の方向によっては他人の家の窓を直撃していることもありますので、意外と気をつけたいもののひとつですね。

その他にはペットの毛や植栽の葉がベランダ越しに吹き込むこと、ゴミを溜めておくこと、ペットの散歩で糞の放置などもよくある迷惑です。また高齢者の方に多いのですが、私有地についての感覚が緩く、公道に鉢植えや私物を並べて歩き難くなっていたりすることってありますよね。

このように見ていると、どの方もご近所迷惑とは決して無縁ではないということがよく分かります。しかし大抵の場合は、直接苦情を言ったり言われたりすることもなく大きなトラブルにもならずに済んでいます。これはどうしてでしょうか?これは、それらがご近所の我慢の限度を超えない範囲だからだということが先ず言えるでしょう。生活音や生活臭が一切ないという事はまずあり得ませんから、それが通常の範囲内ならば特に意識にのぼることもありません。

次に一見全く関係なさそうなのですが、実はその発生源の人と知り合いだったり仲がいいということも、「迷惑が気にならない」為の大きな要素なんです。例えば泣いているのが誰々さんちの何々ちゃんだということを知っていれば、「うるさい!」ではなく「どうしたんだろう?」になるのではないでしょうか。知り合いでなくても、近所で会った時に一言事情を打ち明けて謝ってくれるだけでも、怒りは簡単に収めることができるものです。つまり迷惑そのものよりも、お互いに問題をこじらせない工夫が必要だということになるでしょう。

信頼できる情報筋を見つけよう!正確な人間関係の把握

これまで夫婦2人暮らしだったところにお子さんが産まれると、急にご近所づきあいも活発になってきますよね。また少し大きくなれば公園の遊び仲間に入らせてもらったり、子育てサークルに入ったりと、新しい人間関係も増えてきます。でも既に出来上がっているグループの中に新参者として入って行くのは、なかなか勇気が要るものですよね。最初は勝手が分からずついおどおどしてしまいますが、そんな時にあれこれと教えてくれる人は必ず1人や2人いるものです。でもそれが丸ごと信用できるかというと、そうとも言えない場合もあるんですよ。

人物評や人間関係についてあれこれ教えてもらえれば確かにとても役に立つのですが、それが殆どその人の思い込みや独断の結果だとしたら、これは百害合って一利無しです。最初から誤解や偏見に惑わされてしまっては困りますよね。やはり情報は正確でないといけません。正しい情報を得るには、必ず自分からそれを取りに行かなくてはならないというのが筋ですよ。まずは信頼できる人を見つけて、その人の言うことを取り入れるようにしましょう。

信頼できる人は、自分からは余り喋らず聞き上手な人の中から見つけてください。お喋り上手な人の話は引き込まれますし、聞いていて愉しいのですが、いまひとつ正確さには欠けることが多々あるからです。一方でいつも人の話を黙って聞いている人は、情報をよく読み取っているので信頼できますよ。このような人を1人見つけておけば安心です。ただしこのような人は口も堅いので、その人から信頼されるよう、時間をかけて話を聞くようにしましょう。

問題なのは、向こうからペラペラ話す人の話に右往左往させられてしまうことです。あの人はこうだ・この人はああだと断定口調で言われると、ついつい頭に残ってしまいますよね。でもこのような話は噂話の範囲を超えないどころか全く反対のことすらあって、後で本当の話を聞いて驚くことも少なくありません。近所の噂については、話半分かそれ以下として聞き流す習慣をつけておくことが大切です。

このような情報を信じ込んでしまうと、その人の話にいちいち振り回されてしまうだけでなく、更に自分が発信源になってしまう危険性もあります。他人のいい加減な話を自分から言いふらす役にだけはなりたくありませんよね。その結果、全く関係ない誰かを傷つけてしまったりして、本来ならば期待できたはずのスムーズなおつきあいが遠のいてしまうことだってあります。

また恐ろしいことに、このような人は情報を垂れ流すだけでなく、同時に情報収集にも大変熱心だということを忘れないでください。つまりあなたに話をしているということは、同時にあなたの情報を収集するということでもあり、それを噂話のネタにされるということでもあります。このタイプの人を家に上げて話し込むことは止めておいた方がいいでしょう。後で何を言われるか分かったものではありませんよ。

口の堅さがあなたを守ります!聞き役に徹することの大切さ

ご近所などの人間関係において、なるだけトラブルに巻き込まれない為の心得は何ですかと尋ねられたら、あなたならば何を真っ先に上げるでしょうか?中には「挨拶以外はしないこと!」なんていう極端なことを上げる方もおられるかもしれませんね。しかし昨今はご近所での人間関係でのトラブルの話を聞くにつけ、確かにそのような方が増えているというのも事実です。中には挨拶すら殆どしない方すら見られますが、このような方は正にトラブル回避の実践中なのかもしれません。

しかしそれも分からないことではありません。何と言っても人間関係のトラブルほど消耗するものはないからです。特に生活の場であるご近所で何かあると、小さなお子さんのいる若いお母さんなど一日中気持ちの休まる間がなくなってしまいますよね。子育てだけでもエネルギーは使いますから、それ以外の余計なことで気持ちを乱されたくないあまり、1か0かの極端な態度になってしまうというのも実によく理解できる話です。

しかし生活の場が近いだけに、なかなかそうもいかないのがご近所です。それに何かあった時にも、近所づきあいがスムーズなことはとても大切ですよね。子どもさんの為にも、近所づきあいは是非とも有効活用したいものです。挨拶だけでなく少しくらい話もしておけば、お互いの距離はずっと近くなりますよ。しかしそのために、時には聞きたくない話を聞かされることだってあるかもしれません。そんな時に自分の身を守るのに最も重要なのは、何と言っても「口の堅さ」なんです。

人間関係のトラブルは、誰々さんがこう言った・ああ言ったということがきっかけになっていることが多いものです。それも実際より大げさになっていたり、悪意をもって曲解されていたりと、事実とはかけ離れてしまっていることも珍しくありません。一度このような情報が一人歩きしてしまうと、言訳も訂正も難しいのが普通ですから、その結果悲しい思いや悔しい思いをしたことのある方も1人や2人ではないでしょう。また気をつけないと、逆に自分自身が発信源になってしまう場合もあるので要注意です。

これは通常のご近所さんの間でもそうなのですが、密接なつきあいになるお母さん同士では特に気をつけなくてはいけないことです。このようなことに巻き込まれないためには、不用意に人のうわさ話を持ち出さないこと・またそのような話をされても乗らないこと・そして誰かに聞いた話を他で喋らないことです。親しくなってまだ間がない場合は特にそうですが、いつでも出来る限り聞き役に徹することが大切です。

しかし女性同士のおしゃべりには噂話はつきもの。全てをシャットアウトするのはなかなか難しいことかもしれませんよね。その場合は、3番目の「誰かに聞いた話を他では絶対に喋らない」だけを厳守するだけでもかなり違ってきますよ。これによって口が堅いと信頼され、逆に噂話が集まって来るという皮肉な結果になる場合もありますが、それはそれで一層聞き役に徹する大切さを噛み締めてください。慣れない間は疲れるかもしれませんが、暫くすればその大切さにじんわりと納得がいくはずですよ。

地域や居住形態によっても異なります!ご近所意識を把握しよう

ご近所といっても、住んでいる地域によって大きな違いがあります。ただし田舎と都会といった、単純な区分をする訳にはいきません。地方であっても新しい住宅地で住人が若い人ばかりのところもありますし、都市部にもまだまだ旧弊な地域は残っています。自分が住んでいる所がどんな地域かによって、ご近所とのつきあい方も変わってきます。

そのためまだご近所のことがよく分からない間は、1人で突っ走らずに、しばらくの間は様子を見ながら周囲の話を聞く時期を持つ事をお薦めします。あっさりしたおつきあいが一般的な地域では必要以上の関係は好まれませんし、人間関係の濃い地域でドライを装っていると孤立してしまいます。一度そう見られてしまうと訂正には時間がかかりますから、最初は慎重に様子を見るのが基本です。団地など集合住宅では、棟や階によってもつきあい方には差があるものです。前住んでいた所ではこうだったというのは、例え同じ場所であっても通用しないこともありますよ。

このような地域毎の特徴は長年の習慣によるものですから、特に法則性があるという訳でもありませんし、何かはっきりした理由があってそうしている訳でもないのです。従ってどうしてそうなっているのかを尋ねても、「前からそうしているから」という答えしか返ってこないでしょう。このような習慣に意図的に逆らうことは、それを長年維持してきた人の気持ちを踏みにじることにもなります。

地域毎のこのような特徴や細かな習慣については、折々に取り入れて従うことが大切だと言えるでしょう。しかし本当に意味のない無駄な習慣もあるでしょうから、若い人の目から見てこうした方がいいという考えもあって当然です。しかしそれは自分で勝手に好きなようにするのではなく、皆も一緒に時間をかけて改正するのが筋でしょう。

そこで大切になってくるのは、管理組合や自治会の存在です。その地域のつきあいの濃さや薄さも、実は管理組合や自治会活動の活発さに影響している場合が多々あります。集合住宅の管理組合は、規模の大きなところでは、機能も1つの自治会と変わらないようなところもあります。一方で規模も小さく形だけの管理組合は自治会にも入っておらず、そういう所では近所や地域とのつきあいも薄くなりがちです。

最近は一戸建ての住宅でも、自治会活動を面倒がって入会しないところも増えています。その地域によって自治会活動も様々ですが、月例会への出席やイベントのお手伝いなど、お仕事や子育てで忙しい方にとっては気が重いことも多々ありますので、自治会へ入っていないことは歓迎すべきことなのかもしれません。しかし地域のことを知るには、自治会の存在はとても貴重だと言えます。

引越してきたばかりでも、1年間役員でも引き受ければすっかり地域のことが分かるようになり、頼れる知り合いや友達を見つけることもできますよ。特に若いお母さんは、年配の役員さんから可愛がられ大事にされる傾向もあります。地域の役員になることは敬遠されがちですが、ご近所意識を身につける以外にも大きなメリットがあってお薦めですよ。