信頼できる情報筋を見つけよう!正確な人間関係の把握

これまで夫婦2人暮らしだったところにお子さんが産まれると、急にご近所づきあいも活発になってきますよね。また少し大きくなれば公園の遊び仲間に入らせてもらったり、子育てサークルに入ったりと、新しい人間関係も増えてきます。でも既に出来上がっているグループの中に新参者として入って行くのは、なかなか勇気が要るものですよね。最初は勝手が分からずついおどおどしてしまいますが、そんな時にあれこれと教えてくれる人は必ず1人や2人いるものです。でもそれが丸ごと信用できるかというと、そうとも言えない場合もあるんですよ。

人物評や人間関係についてあれこれ教えてもらえれば確かにとても役に立つのですが、それが殆どその人の思い込みや独断の結果だとしたら、これは百害合って一利無しです。最初から誤解や偏見に惑わされてしまっては困りますよね。やはり情報は正確でないといけません。正しい情報を得るには、必ず自分からそれを取りに行かなくてはならないというのが筋ですよ。まずは信頼できる人を見つけて、その人の言うことを取り入れるようにしましょう。

信頼できる人は、自分からは余り喋らず聞き上手な人の中から見つけてください。お喋り上手な人の話は引き込まれますし、聞いていて愉しいのですが、いまひとつ正確さには欠けることが多々あるからです。一方でいつも人の話を黙って聞いている人は、情報をよく読み取っているので信頼できますよ。このような人を1人見つけておけば安心です。ただしこのような人は口も堅いので、その人から信頼されるよう、時間をかけて話を聞くようにしましょう。

問題なのは、向こうからペラペラ話す人の話に右往左往させられてしまうことです。あの人はこうだ・この人はああだと断定口調で言われると、ついつい頭に残ってしまいますよね。でもこのような話は噂話の範囲を超えないどころか全く反対のことすらあって、後で本当の話を聞いて驚くことも少なくありません。近所の噂については、話半分かそれ以下として聞き流す習慣をつけておくことが大切です。

このような情報を信じ込んでしまうと、その人の話にいちいち振り回されてしまうだけでなく、更に自分が発信源になってしまう危険性もあります。他人のいい加減な話を自分から言いふらす役にだけはなりたくありませんよね。その結果、全く関係ない誰かを傷つけてしまったりして、本来ならば期待できたはずのスムーズなおつきあいが遠のいてしまうことだってあります。

また恐ろしいことに、このような人は情報を垂れ流すだけでなく、同時に情報収集にも大変熱心だということを忘れないでください。つまりあなたに話をしているということは、同時にあなたの情報を収集するということでもあり、それを噂話のネタにされるということでもあります。このタイプの人を家に上げて話し込むことは止めておいた方がいいでしょう。後で何を言われるか分かったものではありませんよ。