いい人過ぎても危ない?第一印象が良い人には要注意!

人の第一印象は大切だと言われていますよね。でも第一印象が悪くても、それだけでその人を避けるという訳にもいかないのが普通です。そこでなんとなく嫌な感じがするけど気のせいかなと思いつつ付き合っていたら、やっぱり最初の勘が正しかったなんてことも多々ありますよね。しかし第一印象が良すぎる場合にも問題なことがあるんですよ。

これは正確には、第一印象を誤魔化されるといった方がいいかもしれません。つまり初対面から自己アピールが強烈で、一方的にダーっと喋りまくるような人がこのタイプです。喋る内容も面白くて人を惹き付け飽きさせません。またとても親切で気前もよくあれこれ世話もしてくれますので、楽しくていい人だなぁと思って喜んでおつきあいを深めていると、後で困ったことになったりします。例えば遊びや買物にしょっちゅう誘われてつきあいきれないとか、話が一方的で聞いていて疲れるとか、少しずつボロが出るように不満が出てくるのです。

きっとこういう人は、他人をとても必要としているからこそ初対面から熱心に自分を売り込むのでしょう。必要とされるということは、こちらの意図とは関係なく利用されてしまう可能性を意味しています。しかも自分を熱心に売り込まないといけないということは、現実の姿がその反対だからかもしれません。つまりこういうタイプの人とつきあうと、時間が経てば経つほど困ったことも増えてくることになります。

しかしその頃には相手のペースにすっかり巻き込まれていますから、不快感を自分で誤魔化しながら、ズルズルとおつきあいを続ける羽目になってしまいます。ご近所にこういう人がいたら要注意ですよ。念の為にそれとなく距離を置いて様子を見るようにしましょう。新しい人間関係を作ろうという時には、どうしてもこのような引っ張ってくれる人に頼りたくなってしまいがちですが、他人任せにしていると知らない間に力関係の中に巻き込まれてしまうこともあります。

というのも、このような人はその人を中心にグループを作っていることも多いからです。一度そうなってしまうとなかなか抜け出すことができませんから、最初の間は特に用心するに越したことはありません。知り合いや友達が欲しい気持ちは理解できますが、やはり家族の方が大切だという事にはどなたも異論はないはず。一家のお母さんが友達に振り回されると、家族だって多大な迷惑を被りますよ。

このような人とつきあったために、家事の時間をとられてしまい、家の中が片付かなくなったり食事の手を抜いてしまうようになったという体験談も耳にします。また精神的に不安定になったり落ち込んだりすれば、お子さんやご主人もどれだけ不安になるかわかりません。

そんなことになるくらいならば、友達なんて居なくても家族との時間を大切に過ごす方がずっといいですよね。ご近所や友達は大切ですが、どちらを選ぶかという時には家族を選ぶべきです。ご近所の人間関係が不適切だと思われたら、そこでのおつきあいはスッパリと諦める潔さも必要かもしれません。

とにかく最初の時点で相手側のペースに巻き込まれないよう、意識して自衛することが大切です。人恋しさもあって構ってもらえるとつい嬉しくなってしまいますが、用心して距離を保つようにしましょう。相手の意思を尊重する人であれば、決してこちらのペースを無視して距離を詰めてくるようなことはしません。相手の言動に強引さを感じたら、誘いを断ったり話に乗らないという形で、少しずつ意思表示をしておくことがポイントです。